先日 Unity5.1 がリリースされたので、リリースノートをチェックしました。
http://unity3d.com/unity/whats-new/unity-5.1
箇条書き気味だけど許してね(thpr)
大きめの変更
新しいマルチプレイヤーネットワーク
http://docs.unity3d.com/Manual/UNet.html
UnityEngine.Networking ネームスペース
NATの制限を受けないためのクラウドベースサービス、マッチメイキングサービス
https://multiplayer.unity3d.com
既存のマルチプレイヤの仕組みはdeprecatedに
新しいネットワークコンポーネント
基底クラス:NetworkBehaviour
新しい NetworkManager
マルチプレイヤーゲームのコントロール、設定
Cculus Rift との統合
http://docs.unity3d.com/Manual/VROverview.html
UnityEngine.VR ネームスペース
そのうち別記事でやるかも
新しいAssertライブラリ
http://docs.unity3d.com/ScriptReference/Assertions.Assert.html
UnityEngine.Assertions ネームスペース
本番ビルド時にコンパイルから外すことができる
新しいアナリティクスが統合された
UnityEngine.Analytics ネームスペース
PlayerSetting画面から設定できる
グラフィック系
新しいHDRカラーピッカー
HDR:ハイダイナミックレンジ合成
明暗比が大きいのをなんとかする?
DXTをサポートするプラットフォームで新しいテクスチャ圧縮フォーマットが使えるようになった
WindowsでOpenGL 4.5 と OpenGL ES 3.1 をサポートした
立ち上げた直後のランチャー画面でログイン、ライセンス認証できるようになった
細かい変更(気になった部分だけ)
設定
XboxOne で新しいXDKでビルドするようになった
プレイヤー設定で、useDirect3D11, targetGlesGraphics, targetIOSGraphics が非推奨に。そのかわり SetGraphicsAPIs とか使ってね
物理演算
ヒンジジョイント変更
- Limit, Motor, Spring プロパティを設定しても、自動で有効にならない。useLimit, useMotor, useSpring を設定してね。
- Motor と Spring が有効になっている場合、Spring を無効にする。その状態で Motor を無効にすると、Spring が有効になる
- MaxBounce と MinBounce は bounciness にまとめた
- 対象の角度を即時で測るようになった
- BounceMinVelocity プロパティ追加。はずむのに必要な最低値。
- ヒンジジョイントが更新されたとき、つながっているRigidBodyが自動でウェイクアップ RigidBody2D に、PositionとRotationを固定する機能追加
アニメーション
Generic のアニメーションとヒューマノイドのアニメーションが同時に再生されると、ヒューマノイドのほうが優先されるように
コンディションの変更によらないアニメーション遷移でワーニングを出すように。遷移もしない。
アニメーションレコーダーが有効でないと Animator.speed プロパティを負の値にできない
アニメーション遷移時間がデフォルト値を持つように
遷移がコピペできるようになった
遷移時間が絶対時間で指定するようになった(今までは normalized time ?)
エディタ
新しいゲームオブジェクトの名前付けルール変更("Cube (1)”みたいに)
色のコピペできる部分が増えた
シーンビューのグリッドが見やすくなった(1メートルより小さいグリッドも表示されるように)
数値入力フィールドに演算子を書けるようになった。+ - / * % ( )
クラス
Materialクラスの Material(string) コンストラクタが使えなくなった。ランタイムでの固定関数シェーダ作成は将来的にできなくなる。
NetworkView コンポーネントが非推奨に
テラインの TerrainData.alphamapTextures プロパティがスクリプトから触れるようになった
Attribute に CreateAssetMenu 追加。ScriptableObject につけると Assets/Create メニューに表示されるようになった。
Vector2.Reflect 関数追加
Texture2D.GetRawTextureData 関数追加
Vector2.down と Vector2.left プロパティ追加
MonoDevelop
WebGL
Input.touches と Input.accelerationをサポート
Android
デフォルトテーマを使うようになった(どこでだろう)
とりあえず拾ったのはここまで。(途中であきらめた。。) あとXboxOne関係もいろいろアップデートされてたので、気になる方はチェケラ!