煽り気味のタイトルですが、あながち盛りすぎとも言えないみたいです。
というかリリース前レポート自体は何年も前からあるのにリスクに気づいたのがついさっきという...
ちょっとググっても触れてる記事がないんですが、みんな当たり前のこととしてやっているのでしょうか。
GooglePlayDeveloperConsole に リリース前レポート という機能があります。
アップロードした apk を テストデバイスで自動実行 し、クラッシュや他の問題を自動検出してくれるという、聞いただけならなんともありがたーい機能です。
apk をアップロードすると自動で行われ、完了したらコンソールからスクリーンショットやレポートを見ることができます。
いやすごい。自動化パネぇ。
ただここでお気づきでしょうか?
AdMob広告が表示されてる んです。
実機で実行されてるっぽいのでそりゃ表示されるよねって感じです。
ここでピンときたかたもいると思いますが、
これは 不正な広告表示にカウントされるのではないか という素朴な疑問が起こります。
しかもレポートを見ると アプリ全体をタップしまわしている ようで、
がっつり 不正タップ にすらなってしまうのではないのか...
結論 : Google広告なら大丈夫 (他は大丈夫ではない)
ヘルプにこうあります。
リリース前レポートを使って問題を特定する - Play Console ヘルプ
よくある質問
アプリで広告を表示しています。リリース前レポートテストがインプレッション数やクリック数に影響しないようにするにはどうすればよいですか?広告ネットワークで検出された場合、問題になる可能性があります。Google 広告では、リリース前レポートのアドレス範囲からのトラフィックはあらかじめ除外されています。他の広告ネットワークでは、除外する IP アドレス範囲を指定する必要があります。
つまり AdMob を表示させている場合は、IPからすでに弾いているのでとりあえず対応は不要ということのようです。
また同ページの [テストに関する留意点と制限事項] の欄で
広告を表示するアプリ
自動化アプリテストで不正な広告収入が発生するのを防ぐ方法については、Google Developers サイトをご覧ください。
というところで Firebase Test Lab へのリンクが貼られています。リンク先では
Firebase Test Lab Overview | Firebase
デジタル広告プロバイダは、次の IP アドレス ブロックから送信されるトラフィックを除外することによって、Test Lab から生じる広告収益と、対応するすべてのトラフィックを除外することができます。
という文言と共に、IPアドレスがリストアップされています。
ここにリストアップされているIPからのトラフィックを、埋め込んでいる広告システムの管理画面かなんかで除外アドレスとして登録しろ ということらしいです。ェェ...
UnityAdsの場合
自分の場合はAdMobとUnityAdsを使っているので、AdMobはともかくとしてUnityAdsでは対応しなくてはいけません。
しかも動画広告ってなんかバナーより判定が危険な気がします。(根拠はない)
しかし、UnityAdsの管理画面ではIPアドレスを除外指定する項目は見当たりませんでした。
一番手っ取り早いのは、Test Mode で広告を全部テスト広告にする ことでしょうか。
いやでもこれ リリース済みのアプリも全部テスト広告 になるでしょ... ナシだよ...ナシよりのナシナシナイトでナシゴレン
あとは
とか?
とりあえずリリース前は全部広告とめといたほうがいいですね。
継続調査